装飾シリーズ
最初は2007年、徐々に作業と化してしまった手の殻シリーズから一旦離れ、全く別の画面作りをした事がきっかけだが、その後、2017年より人物表現と融合させた作品を発表。
「描く」ことは、私にとって、様々な不安を逃れる為の行為でもある。
また、装飾するという行為は、ものごとを華やかに見せると同時に、何かをうめる行為であり、表面に出ることが望ましくないものを隠す行為の1つでもあると考えている。
以前の“手の殻”シリーズで、線を引くことによって「身体性」を表現したのに対し、今回は細かな“文様”を描くことの中にそれを暗示した。
自己の痕跡である文様の面と、物質としての存在感をもつ“箔”を貼った面、生のままの和紙の面との対比で構成した、平面的・装飾的な作品。
素材は木製パネルに麻紙、アクリル絵具、水晶末、パール、金箔、銀箔など。一部作品に岩絵具。
グラフックと思われがちだが、下図から全て手描きである。
その他 の作品
ART WORKS①~⑤にあるコンセプト以外の過去作品。学生時代のもの。
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装飾シリーズ
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寄生 130.3×194.0(cm) |
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その他の作品
ART WORKS①~⑤以外の作品。 学生時代、2005年前半以前のものから数点を載せています。
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