美術作家 加藤苑 # EN KATO Art Works / ART WORKS① 線描の重複による人物

2010年~。現在、最もメインとして制作している作品。

独特の線描を重ねることにより浮き出る何処か現実味のない人物像。
混沌とした中にも涅槃を感じさせる画面を意識し、時間の推移による動きの変化と、それに伴う存在の認識の曖昧さを表現している。

平面的に構成した画面の中にあえて空間と時間をを盛り込み、麻紙を貼ったパネルという限られた画面の中で、一義的な意味を確定しない形を可視的に提示する試みは、落ち着いた色味による安心感と裏腹に、何処か危うい不安定さを持ち合わせている。

又“線”は、実際には存在せず面上に於いて実現可能なものであり、引く・描く行為自体による身体性と、作家の見解や感情・癖等がより明確に表れる場所でもあり、存在というテーマに適する1要素と考える。

近年海外での発表が増えたこともあり、2017年からは線描、人物と文様シリーズをの要素融合させた装飾的な作品を多く制作している。


平面をあくまでも平面として捉えた画面作りは、自分が日本人であるという意識からである。現在は異なるが元々この国は多神教を源とし、西洋の人道主義と対を成すその自然主義的な考え方は、現在も日本人の精神奥深くに根付いていると私は感じる。平面を平面として独自の表現を遂げてきた日本の美術・カルチャーは、在るものを在るがままに捉える自然主義精神に由来するものと考えている。

素材は木製パネルに麻紙、アクリル絵具、水晶末。一部作品に、岩絵具、銀箔、紫朱など。
線描の部分は一筆描きと思われがちだが、線の方向性、動きや流れ、太さ、収まり方など、下図の時点でかなり時間をかけて決めている。


※ Web上では作品中の“線”がギザギザに見えるものがありますが、実物の作品は全て滑らかな線で描かれています。




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IMG_20160210_173154.jpg 伊勢丹新宿店 本館5F 家具フロア 展示風景

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IMG_20160922_172430.jpgKENZAN展示風景 壁紙貼付から設置

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花嫁Ⅲ.jpg  花嫁Ⅲ  130.3×162.0 (cm)


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花嫁Ⅳ.jpg花嫁Ⅳ  162.0×162.0 (cm)



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交信の遮断-言わざる-Ⅱ.jpg交信の遮断Ⅱ -言わざる-   45.5×53.0 (cm)


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花嫁.jpg花嫁   145.5×145.5(cm)