加藤苑 EN KATO # Official Website / ART WORKS② 仮装シリーズ

2008年、2010~2011年。
平面的・装飾的に描いた 顔のない人物の“顔”。
ネット社会と言われる現在の情報社会の中では、何かと「表現の自由」を掲げて無責任な意見や情報が行き交い、なかなか実態の見えない、顔の見えないものが多い。CGやメディアによるバーチャルな経験が自然と増え、どこか現実や自己に対する認識が曖昧になりつつあるのではないか、思うことがある。
又 一部には、流行や企業の戦略に踊らされ、似たような格好やメイクをし 個々の見分けがつかない人々や、表面ばかり繕い 人としての中身が伴わない人々もいる。
そんな現代の空虚感を、ポップな画面で皮肉的に表現している。

平面をあくまでも平面として捉えた画面作りは、自分が日本人であるという意識からである。独自の表現を遂げてきた日本の美術・カルチャーは、古くは多神教を源とした、在るものを在るがままに捉える自然主義精神に由来するものと考えている。

素材は木製パネルに麻紙、アクリル絵具、水晶末。
単品で提示するのではなく、一定の範囲内に、まとめて無造作に設置することで、気味悪さの効果が出る作品。

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